対談「運命は変えられる!」本物のエネルギーヒーラーへの道

2003年7月「一年間の講座を終えるにあたって」

《インタビュー》私達の周りには、たくさんのレイキヒーリング受講者がいらっしゃいますが、先生は実際にご活躍されているヒーラーとしての立場から、 その方達へアドバイスのようなものはありませんか。

〈清水〉そうですね。見えない世界の事というのは、特にレイキのような形で能力がついてしまうと、ある意味先天的な能力と同じなわけです。
自分では何もしない。訓練も修行もない。
ある日突然能力がついたというのはある意味、生まれついての霊能力者とスタンスが似ているわけです。
ここで一つ大きな問題点は、自分の立場や能力を相対的に見る視点がないことなんです。
なぜ、そういったことが出来るのか、という事を理論的にも分かっていないし、その技術について、なぜ出来るのか、なぜ見えるのかということを考える必要がないわけなんですね。 そこが、レイキの長所なんですが、それゆえの短所にも陥り易いんですね。
一つは、ヒーリングが出来る為に私は人とは違うんだという変な特権意識、本来ヒーリングというのは、そういうところから離れていく一つの道具だと思うんですが、 エゴが増大していくというか「私がやってあげているんだ」という意識が強くなっていくような点がありますね。
それが、レイキ以外のエネルギーの技術のようなものを自分で体験や取得したりすると、それが一つの座標になり、 それによって今まで自分が学んだレイキがどういったものなのか、自分の中で絶対的は答えは出なくても、 その比較対象となりうるものが自分の中にできるということが大事なことだと思います。

《インタビュー》私達の会社では当然レイキヒーリングというものを提案してきまして、それに対してもう4000名を越える卒業生の方がいらっしゃいます。
わたしは、これにはある種の責任というものがついてくると考えています。
それで、清水先生の講座を是非レイキを受けられた方々に知っていただきたいし、学んでいただきたいと考えて紹介してきたわけです。 レイキヒーリングというのは1.2.3.ティチャーと学んでもだいたい4、5日で終わります。それについて、清水先生はどうお考えになりますか。

〈清水〉能力を伝授するということをメインにした場合には、実はそんなに日数もいらないんです。
一応、アチューメントというのは伝統的に決まっていますから、それはやらざるをえないのですが、今のティチャーの問題というのは、 ある一つのカリキュラムがあって、それをただこなすだけになっているということなんです。
実は、一人ひとり状態も違うわけですから、それをモニターしていかなければいけないのですが、それが出来ていない。 レイキヒーリングとは現在、セッションが終わった段階で回数をこなしたから能力がついているということでしかないわけです。
ティーチャーにしても自分のなかでそれしか準備がないわけですから、そうすると、あとは時間が短いか長いかというのは、 自分が学んだカリキュラムを伝えるのがその時間で適切かどうかの問題だけになってきます。
5日間でかまわないのですが、本当にもっと深く追求しようと思ったら、今言ったような問題があるわけですですから、 本当はティーチャーの人たちは皆「本当にこれでいいのか」という疑問があるはずなんです。
例えば、ファーストディグリーの中で四回アチューメントをするわけなんですが、その中で何か起こっているのか、皆疑問に思っていると思います。

《インタビュー》僕が不思議に思うのは、先代のころからレイキヒーリングを見ていて、体感のない方も当たり前のようにステージを上がっていくじゃないですか。
そこで「私はサードに行っていいのだろうか」「ティーチャーを受けていいのだろうか」といった考え方や問いかけが必要だと思うのですが、 そういったことはレイキセミナーの中ではいえないですよね。
1・2・3としっかり受ければ能力が身につくといっているわけですから。
でも、逆に言うとそこは凄く矛盾があると思うんですよ。
どうなんでしょう、私ども以外にもレイキヒーリングをやられている団体はたくさんありますが、そこも同じような自己矛盾を抱えているのではないでしょうか。

〈清水〉そうですね。当然、自己矛盾は抱えていると思います。
ただ、レイキというものはそういうものだ、と限定して考えれば自己矛盾はないのですが、自分が実際に手当て療法などをやっていくと、いろいろな疑問はでてきて当然なんです。
例えば、世の中には気功療法のような手当てもありますし、新興宗教の手当て療法のようなものもありますし、野口整体のようなかたちで手当てが行われる場合もあります。
でも、「私は今何をしているのか」というのは、他所を見ないと比較出来ないわけです。 レイキはレイキで今の伝え方で、僕は半分仕方がないと思っています。
ただ、先ほど稲村会長が言われたように、レイキを学んだ後に出てきた疑問をきちんと自分で解消する方法を提供したり、 他に発展的に繋がっていくというようなものを提供したりすることは、レイキを提供する側の責任なのではないでしょうか。

《インタビュー》本当に勝手な考え方かもしれませんが、やはりせっかく学んでいただいた方々はそれを是非活用していただきたいのです。
必要な方はどんどん活用していただき、またこれを使って生活の支えにもしていただきたい。だだ、受講生の方にインタビューしていくと、 「なかなか体感できなかった」「実感が伴っていない」「第三者の方にする場合とても不安になる」といった声が多いんですね。
でも逆に言うと、こういったことを話していただける方は凄く真剣にやられている方が多いのですね。
ですから、是非そういった方々が本当の意味で折角学んだレイキヒーリングを実感して、確信を持っていただきたい。 それを堂々と伝えていっていただきたい。そういう土俵をつくりたい、と考えていたときに先生をご紹介いただいたのです。
そうして実際一年間先生の講座を続けてきたわけですが、この「気と意識・波動の技術」講座は、レイキを学んだ人に対してどんなメリットがあるのでしょうか。 またどんな必要性があって、何を受け取っていくのでしょうか。

〈清水〉大きい質問でとても難しい質問ですね。
レイキに限ったことではないのですが、能力がついてしまったがゆえに逆に言うとうまく使えないんですね。 レイキの能力というのは、圧縮ソフトのようなもので、自分で解凍する必要があるわけです。 受け取っている能力というのはイコールではないので、そこを自分自身で使えるようにしていくためには経験が必要なんです。
経験というのは、例えば、ご自分で治療院などやっておられて、第三者の方に毎日のようにレイキをやられている方と会社にお勤めでなかなか他の方には レイキをやられるタイミングがない方とでは、圧倒的に経験する質の量も違うわけですよ。ただ、そこの所はコツというか技術化できる部分が多いんですね。 ですから、能力は貰いました、ただどうやって使ったらいいのか分からない、と言う時に、実はレイキというのはそれをベースにして、 ヒーリングの能力だけでなくいろいろな部分で日常生活に応用がきくわけです。
例えば、自分がサラリーマンだった時に人間関係をどうやってよくしたらいいのか、自分が思っていることをもっと積極的に現実化させていくために エネルギーをどうやって使えばいいのか、いろいろそういう具体的な部分でのレイキをベースとしたエネルギーの使い方がノウハウとして沢山あるわけです。
ですからまず一つは、折角持った能力ですからそれをもっともっと幅広い分野に応用できるということを、一緒に楽しみながら学んでいきたいと考えています。
もう一つは、もっと本質的な問題で人間性の進化や意識の進化というようなことと、このようなエネルギーの能力というのはどこかでリンクさせなければいけないわけです。
僕は、今まで大勢の能力者にお会いしていますが、率直に言わしていただいて、いい人はほとんどいません。
まあ、僕を含めてかもしれませんが。やっぱり、こういう技術を持っている集団の人たちとか、例えば愛や調和を説いている人たちのグループというのはおかしい部分が多いです。 一般の人は見て、ちょっと違和感を感じるところが多いですね。変な新興宗教じゃないかと思われる要素もそうですし、「気」でいってもちょっと歪んでいますよ。

《インタビュー》先生は沢山の能力者と呼ばれる方々にお会いになられていると思いますが、そういった方々は必ず「気の流れ」といったお話をされますが。

〈清水〉おかしいです。どんな分野でもそうなのですが、八割は間違いで真実は二割しかありません。私が二割の方だ言うことではなくて、 それを本来レイキを受講された皆様一人一人が分かっていただかないと困るんです。
信じてるんですね、でも信じちゃいけないんです。例えば、オーラがどうなっているだとか、気の流れがどうだとか、本当に分かっているのかというところを問いたいですね。

《インタビュー》それは逆に言うと自己研鑽という意味も含めて、ということですね。

〈清水〉そうですね。

《インタビュー》言われたことを思い込みではなく、自分の中で実証を繰り返していくという心構えは必要だよ、と言うことですよね。

〈清水〉もちろんそれもそうですし、実証して自分が分かるようになっても、それが真実だと思われても困るんです。自分にしか分からないことですから。

《インタビュー》なるほど。

〈清水〉例えば、自分がなにか見えたりエネルギーの流れがこうだと感じて、そしてある施術をしたら患者さんが治ったと、もうその時点で見えてるものが真実になってしまうわけです。 自分にとって。
でもそれはそうじゃないわけですよ。

《インタビュー》私もさまざまな経験を通して考えたのですが、オーラの色がひととは違うとか、気の流れが滞っているだとか、 全国でレイキを受講された皆さんは、さまざまな方のところでお受けになられているわけです。
そういう方々に対しては、製品の注意点ではありませんが、ちゃんと言ってていかなければならないんじゃないでしょうか。
学んだのだからもういいんだよ、あなたはティーチャーなんだよ、と言う前に今先生がおっしゃたような、 「今、あなたは本当に自分の中で実感しているの?」といったことを伝えていかないと不誠実なような気がするんです。

〈清水〉そうですね。だから、僕はよく生徒さんに「人は騙せても自分は騙せないよ」と言っています。
よーく自分の胸に手を当てて考えて見なさいと、なにが見えるかにが見える、前世がどうしたこうした、おかしいですよ。 それを否定するわけじゃないですが、僕の師匠の矢山先生は常々「人間はダブルコンピューターじゃなやいけない」とおっしゃています。
つまり、現実世界を処理する能力と、見えない世界や気や波動を処理する高次元の力とを人間は両方持っていなければいけない。シングルの人間が多すぎるんです。
この世の中のお金儲けや自分さえよければいいという部分だけの能力を発揮する人と、そちらを完全否定して見えない世界の能力だけをアピールする人。それはどちらも病気ですよ。 人間は生きている限り両方必要なんです。ご飯を食べなきゃいけないですから。
ただ、それだけでもないわけですよ人生は。だからこそ、二つのコンピューターをともにスーパーコンピューターにしなきゃいけないわけです。
ちょうど二、三日前に障害をもったお母さんから相談を受けました。その障害者をもっておられるご両親は学校の先生で、非常に頭の良い方です。 ご両親はその障害者の息子さんを僕のところに連れてこられて、治してくれとおっしゃいました。ところが、見てみると気の流れにしても素晴らしいんですよ。 僕は思わず「どこを治すんですか」と聞いてしまいました。
息子さんを僕のところにつれてこられたご両親を見ますと、ひどい言い方かもしれませんが、愛していないんです。息子さんのことを。
つまり、世間体とか自分たちの社会的な地位もありこういう立場にあってどうしてこんな子が、というのが垣間みられるんです。
もちろん大変なご苦労されているのも分かるし、表面的には全然そんな様子はないんですが、残念ながらこうゆう仕事をしていると言わなくても分かってしまうんですね。 つまり、目で見える現実の世界だけをとった時に、そういう障害者の方達が生きていく意味があるのか、と言われたら、ないですよそれは。 我々は目で見える世界の事だけをとってしまったら、作業効率がよければ優秀だと言う事になりますから、最終的にはAIが進化したら人間よりそういったものの方が、 生きていくのに相応しいということになざるをえないわけです。
だから、我々の見える世界の理屈ではどこまで行っても共存共栄だとか一人ひとりを畏敬の念をもって見ていく、ということには繋がっていかないんです。 だから、そこだけにしか価値観がない場合は、愛や調和を説いてもそれは非常に狭い部分の自分たちにとっての愛であって、 例えば自分達と答えを同じくしない人は悪なわけですよ。
だからそれは、レイキなどをやっていろいろなエネルギーがつかえるようになった時に、考えなくてはいけないことだと思います。 何がプラスで何がマイナスかと言うことをですね、私はレイキのエネルギーは生成発展するようなプラスの波動であると教えています。
一方、崩壊性のマイナスの波動もあります。そこでこの間、ある方からこんな質問を受けました。
「どうやってレイキの波動がプラスだということを証明するんですか。あなたにとってのプラスの波動が本当にプラスである根拠はなんですか。」これはとても大事な質問です。 もう一つ面白い質問がありました。
「あるがままに生きていったらいいという話がある。あるいは一人ひとりが生成発展して調和していって進化してもっといいものになれるという考え方がある。 この二つは矛盾するんじゃないですか。この二つの整合性はどうなるんですか。あなどはこういう講義を通じて、意識の波動や気の技術で進化や生成発展を説くけれど、 そのへんについての明確な回答が欲しい。」というものでした。
すごくいい質問で、これに対する僕なりの答えはあるのですが、本当はレイキを受講した方達に、それを考えていただきたいですね。
その答えが自分で「なるほど、そうなのか」ということがみられるということが、この講座をやっている一つの理由です。 是非、レイキティチャーの方には考えていただきたいですね。

《インタビュー》それはある意味、ティチャーーなりレイキを学んだ方々が一人ひとり日常生活の中で考え続けて欲しいということですね。

〈清水〉そうです。

《インタビュー》この『気と意識・波動の技術』講座は、レイキを学んだ自分自身にたいして、そしてレイキというものに対しても深く学ぶきっかけになるものですね。

〈清水〉講義の内容はどうしても、具体的な言い方は悪いかもしれませんが小手先の技術ばかり宣伝として書かざるをえないんですが、 そちらを通して実はさっき申し上げたことを考えて欲しいし、答えを見つけて欲しいという思いがありますね。

《インタビュー》当然、セミナーという形で行いますので、様々な技術であるとか考え方というのが盛り込まれ、学ばれる方はより多くのものを学ばれることになりますが、 この講座12回一年間という枠のなかで、先生が本質的に一番伝えたい、本当にこれだけは伝えたい、と思っていることを一つ挙げるとすると何でしょう。

〈清水〉実は二つなんですが、一つは相対的な考え方です。
つまり、先程からおはなししていることなんですが、僕が言っていることすら信じてもらっては困るんです。 そういう時にどうやってものを捉えるかというと、空海の言っている「曼荼羅的発想」なんですね。
Aさんはこういうことを言っていた、Bさんはこうだ、それが矛盾していても構わないのです。
先程の話で言えば、あるがままに生きなさいという話と、人間が生成発展していくという話は、そのレベルで言えば矛盾しています。それが答えなんですが。 同じ土俵にのせてしまうから答えが矛盾してしまうんです。それは段階がちがうんです。
つまり、いろいろなものがそういう相対的なものであって、多重構造をなしているんだということを分かってもらいたいですね。
つまり、波動とかエネルギーも単一のものではありません。だから例えば、病気が治る波動と言っても、必ずしもプラスの波動ではない人もいるのです。 マイナスの波動、先程話したような生成発展する波動を出さなくても病気は治ります。
だから、技術だけでいったらその人が出している波動がプラスである必要はないわけです。 病人さえ治ればいい、病気が効率よく治っていけばいい、といったらそれなりの方法があるわけです。 しかし、ここで問題にしたいのはそういうことではなくて、いろいろなエネルギーというのが相対的で多重構造だということが分かった上で、 二つ目につたえたいのは、それらを越えたプラスがあるんだと言うことを伝えたいですね。
ただそれは、信じてもらっては困るんです。相対的であるということは技術を通して理解していただく、 あと最後の段階は僕がお話して分かっていただくということではなくて、自分自身で自得していただくものです。

《インタビュー》いかがわしいものとそうでないものの区別がつきにくくなっている昨今、我が社ではドクターとヒーラーを結び付けてどんどんそこで質疑応答が出来るようにしていこう。 そうして逆に目に見える医学の世界が、目に見えないこちらの世界に積極的ね入ってくるようになったら、素晴らしいことだなあと考えました。 そしてそれとは別系統で、レイキを学ばれた皆様に個人的にもっと勉強してほしいと考えています。 比較対照したり自分自身の中で研究したりする、そういったきっかけや情報を提案していきたいのです。 そうゆうことで、今回先生の『気と意識・波動の技術』講座を改めてご紹介させていただくわけです。

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